カナダグースといえば「高級ダウン」として、有名なカナダ発祥ブランドです。個性的な大きなワッペンが目印で、年々日本で人気が高まっています。
商品はすべてカナダ生産、日本でも公式ショップがあり購入できますが価格は10万とダウンとしてはかなり高額。ところがこのカナダグースの売れ行きは年々右肩上がりで、購入者の多くが30代後半から50代の大人に特に支持されています。
高級ダウンの中でも、どうしてこんなにカナダグースの人気が高くなっているのでしょうか?その理由とおすすめのカナダグースダウンを紹介します。
目次
大人を夢中にさせるカナダグースの魅力
防寒性などの機能面が優れているだけでなく、タウンユースとしもマッチするスタイリッシュなデザイン。カナダグースも魅力をあげればキリがありませんが、「お洒落だから」で大人が10万ものダウンを簡単に買うとは思えません。
機能性だけでいえば、ユニクロダウンも軽くて暖かくインナーダウンとしても着用できるなど、現代風のスタイリングにマッチした機能を持っています。
にも関わらずカナダグースが売れ続けているのにはもっと大きな理由があり、それに取りつかれてしまうと他のダウンには袖を通せなくなってしまいます。
他にはない防寒性と保温性
カナダは極寒地なのでスペックはすべてカナダ基準にて設計されています。日本の寒さにはここまでは必要ないようにも感じますが、『どんな気候にも対応できる』高基準の機能は、ブランドそのものの信頼性を高めます。
裏地一つにも細かい配慮があり、風はもちろんですが氷結に強く「極限までアウトドアに対応できる」頑固なまでの防寒性・保温性があることも大人の心を捉えてしまうようです。
思わず唸ってしまう充実した機能
ダウンが暖かいのは当然のことですが、カナダグースと繊維メーカーが共同開発した高機能生地アークティックテックにも注目したいとことです。
雨雪を弾き、摩擦にも耐える耐久性を実現したことから南極探検家や登山チームからも抜群の信頼性を勝ち取り愛用されています。
「軽くて暖かい」だけでなくタフで丈夫なことも、大人のダウンにふさわしいブランドであることがわかります。
欲しいデザインが必ず見つかるラインナップ
今までの日本人好みのダウンは、丈が短くスタイリッシュなデザインのものが多かったように思います。これはタウンユースにはショート丈の方がカジュアルスタイル決まりやすく動きやすいことも要因です。
最近ではアウター全体がロング志向になったことからも、ダウンもロング丈でビジネススタイルにも着用できるものが好まれるようになりました。
安いダウンを短いサイクルで買い替えるよりも、品質の高いダウンを1着購入しそれを大切にシーズン着回すことがミニマムであり、個性的なワッペンの存在が「高級ダウンを着用できるステータス」として他人にわかりやすいことも大きいとも言えるでしょう。
これが欲しい!人気のカナダグースダウンモデル
デザインがシンプルなのでカナダグース好きでなければ「どれも同じ」に見えてしまいますすが、日本人の体形に合わせた「ジャパンフィット」アジア向けの「フュージョンフィット」オリジナルの「グローバルフィット」が用意されています。
初めて購入する方は「ジャパンフィット」がおすすめですが、「フュージョンフィット」もサイズで迷うことがないのでこのあたりからカナダグースに触れて行きましょう。
カナダグース ジャパンフィット 【ジャスパー】
日本人の体形や気候に合わせたモデルで、ダウンの量もグローバルフィットより少なくスッキリしたデザインになっています。機能性はそのまま、シンプルなデザインですのでビジネス・カジュアルどちらにも対応できます。ミニマリストが手にするなら、凡庸性の高いジャスパーがおすすめです。
カナダグース シャトーパーカー
ジャスパーよりもややゆったり目のシルエットで、ダウンのボリュームを感じることができるデザインです。ジャスパーでは少し小さいけれど、グローバルフィットでは大きい感じがする方はこのモデルがフィットします。
カナダでは人気のモデルで防風性も高く、グローブのままボタンの閉開ができるので寒地に方にもおすすめします。
カナダグース シダテルパーカー
南極研究施設員用に開発されたデザインで、アームにはペンスロット&フラップポケット・インナージップポケット付き。
ロングセラー商品で人気の高いシタデルは、腰までしっかり隠れる長さのコートで日本人向けのシルエットやダウン分量に変更したモデル。
胸に入ったロゴは存在感があり、ジャスパーとはまた違った雰囲気があります。スリムなボディはビジネスシーンでも活躍、大きなポケットが印象的です。
まとめ
毎シーズン新しいモデルが発売され注目されるカナダグース。どの商品も魅力的で迷ってしまいますが、やはり長年愛される定番商品には他にはない特別な輝きがあります。
今回紹介したのは、日本人向けのモデルでスタイリングがしやすい定番モデルです。お気に入りを見つけたら、大切に手入れして長く愛用しましょう。