音声AIアシスタントは呼びかけるだけで、呼びかけの内容に合ったさまざまな対応をしてくれます。
いまやスマホだけでなく、身近なものでいうとスマートウォッチやスピーカーにも搭載されてきています。
さらに家電や車にまで搭載されてきているので、もはやSF映画のなかの世界が現実のものとなる時代がきました。
音声のみで通話やメッセージのやりとりもできるうえ、ネットでのショッピングまで可能な「音声AIアシスタント」もあるので、シンプルライフを好むミニマリストにもおすすめです。
とはいえ、「音声AIアシスタント」を使ったことがないとどんな種類があるのかわからないので、この記事では有名な3社を比較して紹介します。
Googleの音声AIアシスタントは「Google Assistant」といいます。
・通話(Android版)
・メッセージ
・目的地までの案内
・ショッピング
主にこれらのことが音声のみで可能です。
「Google Assistant」には、「Android版」と「Home」があり、通話は「Android版のみ」対応というかたちになっています。
メッセージに関しては、LINEには対応しておらず、SMSでのやり取りになります。
さらに便利なのが、なにか欲しいものがあるときも、音声で調べられる点です。
例えば歯磨き粉がほしい場合、Google Assistantに「歯磨き粉を買いたい」というと、アマゾンや楽天のネットショップページを表示してくれます。
いちいち手動で調べる必要が無いので、なにか作業をしている場合でも気軽に調べられます。
ただ、「食品」など大雑把な要望には「それについてはできません」という対応になってしまう可能性があるので、そこだけ注意しましょう。
画像出典:楽天
AMAZON
Amazonの音声AIアシスタントは「Alexa」といいます。
・通話
・メッセージ
・家電操作
・ショッピング
「Google Assistant」に比べると、まだまだ新しい音声AIアシスタントなので、簡単な質問には対応してくれますが、少し言い方の表現が違ったりすると、ちゃんとした対応ができないことが多いです。
まだ新しいこともあり、道の音声案内には対応していませんが、音声AIアシスタントはアップデートされるので、今後に期待です。
そしてなんといっても「Alexa」の1番の強みは、「Amazonと連携」しているところです。
例えば、「〇〇はいくらで買えますか?」と聞くと、Amazonでの検索結果を調べてくれて、商品名、値段を教えてくれます。
その商品が気に入れば、そのまま音声だけで注文を完了できるので、Amazonでよくネットショッピングをす人には、かなり便利な機能です。
画像出典:楽天
APPLE
・通話
・メッセージ
・経路案内
・検索
Siriに関しては、iPhoneやiPadに搭載されているので、聞いたこと、使ったことがある人が多いでしょう。
「HomeKit」を設定すると、連携できる家電の場合は、音声で部屋の電気を消したりすることも可能です。
「Google Assistant」や「Alexa」と同様に、通話やメッセージ、検索などは可能ですが、ネットショッピングには対応していません。
「〇〇がほしい」というと、ネットのショッピングサイトではなく、近くにあるお店を紹介してくれます。
ただ、これから買い物に行くという場合には非常に便利な機能であることには変わりないので、どんどん活用してみましょう。
画像出典:楽天
まとめ
・「Google Assistant」
→ショッピング以外は万能
・「Alexa」
→道の音声案内以外は万能
・「Siri」
→ネットショッピング以外は万能
3種類とも大きく機能が違うわけではないですが、Amazonと連携して音声だけでネットショッピングができる「Alexa」は魅力的です。
特にネットでのショッピングはしないという人は、「Google Assistant」や「Siri」でも問題ありません。
なんでも音声で済ませたいミニマリストはぜひ使ってみてください。